よしあきさんを応援してくれいる皆様、ご支援やご協力いつもありがとうございます。
よしあきさんの奥さん明子さんから近況が届きました。
少しずつですが確実に前に進んでいる嬉しい報告をいただきました。
皆さん是非ご一読ください。また引き続き募金のご協力も何卒お願い致します。
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皆さま多大なるご支援や応援をいただきいつも有難うございます。
久しぶりになって申し訳ありませんが、よしあきさんの近況をご報告させて頂きます。
最近のよしあきさんの病状ですが、まだ完全に安心とはいきませんが入退院を繰り返すなど皆さまにもとてもご心配をおかけした一時期のとても危険な状態からは少しずつ脱っすることができ、ちょっとずつですが病状も落着いてきました。
今は毎週月曜日と木曜日に2回の血液検査と、水曜日に外来で医師の診察を受けに行っています。
拒絶を抑える薬の血中濃度を一定に保つ事が肝臓移植の治療の中ではとても大切らしく、その薬を増やしたり減らしたりしながら調整しています。
よしあきさんは、産まれながら自分の免疫が細胞を攻撃してしまう体質をもっているためこの薬の調整が難しいのですが、医師たちが血液検査などで細かく気を配ってしっかりと診てくれています。
よしあきさんの普段の生活ですが、まだちょっとした散歩以外の外出は止められています。
特に人混みに行くことは感染症の危険が伴うため避けなければなりません。
それでも散歩の際はゆっくりですが15分くらいは歩くことが出来るようになりました。
また手術後は身の回りの事もひとりですることは難しかったのですが、最近は補助しながらでも自分でやるようになってきました。
そのような感じで少しずつほんとうにちょっとずつ、まだ少し不安を抱えながらも慎重に、一歩ずつ進んでいく毎日を過ごしていました。
そんな日々の中でやっと、とても嬉しい検査結果を受ける事ができました。
昨日受けた血液検査の結果がすごくいい数値になってきていて
移植後に24というとても高い数値にまであがってしまっていて、ずっと思うように落ちてこなかった黄疸の数値が3.3まで落ちてきたのです。この数値の正常値は1.5なので、かなり正常値にまで近づいてきました。
この検査結果のニュースを先ほど移植コーディネーターさんから聞いて、よしあきさんと2人で大喜びしました。
私もここまで9年ほどの間、よしあきさんの病状とつきあって悪戦苦闘してきましたが
3.3という低い数値はなかなか見ることはありませんでしたし、肝臓の炎症値が正常値になっているのも初めてでした。
黄疸の数値が正常まで下がれば、身体から出ているチューブを外せるようになり、
このまま何もなく順調に下がって安定していくことを本当に願っています。
移植術後は本当に壮絶だったこともあり、本当にこのまま病状が回復するのか、数値が正常値まで落ちるのか、正直ずっと不安でした。でもこうして病気と向き合いあきらめずにきて、未来への希望がこうしてちゃんと数値にも表れて本当に本当に本当に良かったです。
よしあきさんを診てくれている医師も「ここまで拒絶と感染のアップダウンが激しい患者さんはなかなかいない。よしあきさんの事は一生忘れないです。笑」とおっしゃられていました。
まだまだ正常値にむかって良くなっていく過程だと思いますが、
今まで辛い経過報告ばかりで、なかなか皆さまにもいい報告が出来ていなかったので、少しでもこうして良い報告が出来る事がとても嬉しいです。
まだまだ帰国の目処はたってないしチューブの問題も残っていますが、このまま日本に絶対に連れて帰れるように気を引き締めて、焦らず前向きに頑張っていきます!
必ず元気な姿をお見せできるよう頑張っていきますので、どうか皆さん引き続きよしあきさんへの応援、ご支援のほど何卒よろしくお願い致します。
本当にいつもありがとうございます!